ザ・ノンフィクション いやな話
以下の話は、昨日聞いた会社の先輩○さん(50歳女性)の金曜日の話。
心の優しい人は読むといや~な気持ち(でも最後はスッキリします♪)になるかもしれませんが、こういう人が世の中にいるのか?と考えさせられる話です。
丸1ヶ月間ヨーロッパ旅行をしてきたウチの会社に登録している在宅翻訳者×さんが、先週の夕方○さんに電話をしてきた。会社宛に旅行土産を買ってきて、今会社の近くにいてそっちへ向かっているので受け取ってほしいという内容。宅急便で送ってくれればいいものをわざわざ持ってきてくれるという。
×さんは少々クセのある人で、翻訳の仕事に飽きたからと派遣で仕事を見つけ、派遣初日に現場へ行き「そんな業務は契約にない」と当日勝手にやめてきてしまうこともあったりで自己主張が激しい。そんな彼女だが翻訳能力は非常に長けているので、私ももう何年も一緒に仕事をさせてもらっている。
会社の近くまで来ているというXさんに「近くまでいらしてるなら会社まで気兼ねなくいらしてくださいよ。みんなまだ会社にいますんで!」と○さんは勧める。(多分私でもそうすると思う)
会社に来るのを遠慮するのは、仕事中の人間を迷惑をかけないようにといった配慮とばかり思って、また来社することを○さんが促したら、
「いい加減にしてください!!行かないって言ってるじゃないですか!!『行かない』っていうのは行きたくないってことなんですよ!どうしてそういうことがわからないんですか。宅急便で送らないのもお金が高くつくからで、そちらに伺いたいってことじゃないんですよっ!今そちらに向かってますんで△△まで出てきてください。携帯の電池なくなるんでもう切ります。ブチッ」
と逆切れしたらしい。ちなみにこの×さんは40代半ばの独身の方です。老いた母親の世話をひとりでして大変苦労されているというような話も聞いています。
×さんの激しい剣幕に驚きながらも、○さんは仕事を切り上げて×さんに会いに向かったそうです。○さんと×さんは年に何度かお酒を酌み交わす仲で(いつも×さんが○さんを誘う)、私から見てもいい毒舌オバサンコンビだと思っていました。
○さんは×さんと待ち合わせ場所で会い、お土産を受け取り、その流れでご飯を食べていくことになりました。
最初は旅行の話を聞いたり楽しくしていたそうですが、何かがまたきっかけになってしまったようで×さんが突如話が変わり、
「○さんはどこの大学を出てるの?」という話から
「どんなバックグラウンドを持ってるのか」
「いったいいくつまで会社に勤めるつもりなのか?」
「たいした英語の力もないくせに人を評価する仕事なんかして」
「能力のない他の翻訳者と同じように、能力のある自分がレートを下げられる(海外の影響を受ける業界なので、不況に伴い一時的に訳者の支払いレートも少し下げています)のはおかしい。」
などなど暴言を吐かれ、あげくの果てには
「○さんがいるから会社の景気が悪くなるんだ。あなたは会社にいるべきじゃない。はやくやめなさい」
と言われる筋合いのないことを言われ、
「旦那が稼いでくる人は仕事するな」
とか
「私はあなたと違って妥協で結婚したり子供をつくったりしない」
とか、それはひどいことを言われたらしい。
なんでわざわざ呼び出して、そんな話を聞かされなきゃならないんだ。なんで私を飲みに誘ったんだ?楽しく飲むためじゃないのか?と○さんが聞き返したら
「別に。あなたのかわいそうな姿を見たかっただけ。」
とまあ、漫画のようなセリフを言ったという。
人を見下したくて、バカにして、罵りたくって、友達のようにしてたということ?それじゃ、小中学生のいじめと同じじゃないか。
不快になった○さんも「じゃ、もうこうやって会うのは金輪際やめましょ」とそこで縁を切ったそうな。(いい歳した大人の話とは思えない・・)
そして帰りの終電も近かったので(なんと4時間近くこの険悪ムードだったらしい。私なら即効お金置いて帰っちゃうけど・・)、タクシーに乗って駅まで行こうと○さんが提案すると、それに関しても×さんは逆切れし、
「そういうところがむかつくんですよ!!私なんてお金なくてわざわざ歩いて持ってきたっていうのに」
(いやいやいや、歩いて持ってきてお金浮かしたっていっても不毛な話しながら一杯やってるんだから、宅急便で出したほうがどう考えても安くついたでしょーが。というかそこまでしてチョコ1箱のお土産持ってこなくてもいいと思うんですけどー。)
○さんとタクシー乗車拒否をした×さんがその後2人がどうやって帰ったんでしょうか。
このやり取りを終えて帰った○さん、週末はどっと落ち込みご飯も食べれなくなってしまったそうです。(おかげで痩せたわ~、ダイエットできちゃった~なんて言ってましたが)
私のほかにそれを聞いていた会社の人は、早い更年期障害じゃないのぉ?と冗談か本気かわからないようなことを言っていましたが、そういうので片付けるのはちょっと違うんじゃないかと。
×さん、仕事は出来る人だけど、人間としてだめだな。
妥協で結婚しないし子供もつくらない、なんて言ってるけど、こんな性格じゃ男どころか人類があなたに寄り付かないよ。
たとえ自分の境遇が不満でも、たとえ人の境遇がねたましくても、それを逆手にとって人を見下したり、本人の前で言ってわざと傷つける無神経さが全く信じられない。
縁を切ったついでに○さんが聞いたそうだ。「×さんって他に友達いるの?」と。
友達はひとりもいない。友達なんていらない。という言葉が戻ってきたそうです。
唯一、友達をしてくれていた○さんとも縁を切ってしまって、本当にひとりぼっちになってしまった×さん。
話を聞いてムッとしていた私の×さんに対する気持ちが、救いようもなく寂しい気分になりました。
でもね、同情なんてできない。
そういう考え方をするのはあなたなわけだし。
そんな生き方を選んでいるのもあなたなわけだから。
レートが下がってイヤだっていうんだったら景気のいいヨソの会社に行けばいいわけだし。
会社のためを思って辞めるべきだなんて、あなたがどうこう言うことじゃないし。
人をさげすみ罵って傷つけることでしか価値を見出せないなんてなんとも気の毒な方です。
その話を聞いてから嫌な気分を一日引きずってしまったので、モヤモヤを吹き飛ばすほど思いっきり買い物をして帰りました。お香がいかにも病んでる感じ~(笑)
でもその○さんと×さんの話は、もうひとつおまけの話が続く。
×さんからお土産でもらったチョコレートを、○さんは駅のゴミ箱にブチこんで帰られたそうです(笑)
















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